専門学校編に引き続き社会人編です。
社会人のスタートは、東京で始まりました。
そういう意味では、念願の東京です。
地方出身の田舎者が憧れた東京。最初に東京タワーに登ったのを覚えています。
東京タワーから見える夜景は、これからこの大都会に立ち向かうんだぞ!負けないように頑張れ!!というメッセージとも受け止められました。
さて、上場企業への初出社。50名近くの同期と、社長のありがたいお話を聴き、社会人としての自覚を持ったのを思い出します。
私の所属した会社では、新入社員の研修が3ヵ月ありました。
その間に、全国各地の支社や工場などを経験し、本配属となるのです。
3ヵ月間の研修は、様々なカリキュラムがあり、英語研修や経営戦略研修など幅広く知識を学ぶことができました。(新入社員のころから、中小企業で働くのとはひと味違うなと思いました。)
あっという間に3ヵ月間が過ぎ、本配属発表のため、同期全員が集められました。
その後、一人ずつ、全員の前で配属先が発表されるのですが、そこで事件が起きたのです。
同期の連中は、本社や支社に紐づいている部署に続々と発表されていきました。
遂に自分の番です。
心の中で上記の様に思いました。
しかし、本当のところは違ったようです。
自分は日商簿記1級の資格を持っていたため、新入社員ではあるものの、300億円規模の重要子会社で様々な実務経験をさせることで、いち早く本体に戻し、即戦力として使うという目論見があったと、後で人事部役員と飲んだ時に言われました。
こうして、配属先が決まりました。一時はどうなるかと思いましたが、普通とは違う道を歩める喜びを感じつつ、使命感を以って出向先に出向いていきます。
次回、出向先編では、学生時代に学んだ知識がどのような部分で生かされたかを中心に書いていきたいと思います。乞うご期待(笑)